まさおの旅紀行
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甚目寺観音

撮影日:2021.4.24
甚目寺観音のページです。
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仏教が伝来した宣化3年(西暦538年)よりわずか60年後の推古5年(西暦597年)のこと、伊勢甚目村(いせはだめむら)の漁夫、

龍麿という人が、江上庄の入り江(現在の甚目寺の東南約200m.あたり)で魚をとっていました。

その網に黄金の聖観音像がかかり、歓喜した彼は入り江の北にお堂を建て、像を納めました。

これが甚目寺の始まりと言われています。法隆寺や四天王寺に次ぐ我国有数の古刹です。

甚目寺は7世紀中ごろ、天智天皇より宝鏡を下賜され、続いて天武7年(西暦679年)に天武天皇から鳳凰山の額を勅賜しました。

16世紀の末には豊臣秀吉公から寺領160石を受け、17世紀始めの名古屋開府と共にその鎮護の任にあたり、

徳川義直公からも300石を受領しました。

以後も歴代藩主の手厚い保護と、土民の篤い信仰を得て、尾張四観音寺の筆頭として栄えてきました。

寺内は重要文化財の建物が多く、時代を感じさせます。お参りして散策して来ました。




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